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2011年7月24日 三陸新報より

食べて元気に お魚いちばオープン 宮城大学生がメニュー

 津波で大きな被害を受け、きょう24日に気仙沼市港町で営業を再開する「気仙沼お魚いちば」内のレストランで、震災復興を願う宮城大学の学生たちがボランティアで考案したメニューが登場する。
 提供するのは、阿部長商店(阿部泰浩社長)が経営する施設内の「港町レストラン鮮」。再開にあたって、市民により親しみを持ってもらおう-と、震災前の「お魚いちば食事処鮮」から改称した。
 学生のメニューづくりは、県主体のサメ肉普及事業を通じて同大食産業学部の西川正純教授(51)と同社が交流があったのがきっかけ。
 若い人のアイディアが詰まったメニューで地元の人を元気づけたい-と願う阿部社長が協力を打診し、西川教授が快諾。同学部フードビジネス学科の学生に「気仙沼復興メニュー開発プロジェクトチーム」として呼び掛け、主に商品開発関係への就職を希望する2、3年生合わせて約30人が集まった。オブザーバーとして、4年生の佐々木隼哉さん=気仙沼高=も参加している。
 レギューラーメニューのほかに特別枠として登場する第1弾のメニューは、3年生が考案した中からメカジキ、モウカザメを使った「3色ソースのおさかなハンバーグ定食」(800円)と、「揚げイチジクのバニラアイス添え」(500円)。
 魚は塩釜産を使用するが、今後復旧状況をみながら地元の魚介類も使っていく予定だ。
 旬の食材に合わせたメニューを1、2カ月ごとに更新しながら継続。人気の場合はレギュラーメニューに取り入れることも検討している。阿部長商店料飲部門の熊谷敏男統括部長(54)は「現場では思いつかないような発想ばかり。なるべく多くのメニューを登場させ、みんなで一緒に立ち上がっていきたい」と期待している。



2011年7月26日 河北新報より

新鮮魚介類安いよ! 「お魚いちば」営業再開

 東日本大震災で被災した気仙沼市港町の「気仙沼お魚いちば」が24日、営業を再開した。大勢の買い物客が訪れ、店内はにぎわった。
 全国から取り寄せたイカやカレイ、カンパチなどの新鮮な魚介類をはじめ、水産加工品などが最大で市価の半値という価格で販売された。メバチマグロの解体即売会もあり、買い物客を楽しませていた。加藤弘一支配人は「今後も商品を充実させ、観光客だけでなく、地元の人にも親しまれる店にしたい」と話していた。
 26日までは「復興応援大売り出し」と銘打ったセールを開催する。