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2013年1月7日 河北新報

冠婚葬祭場 高台に再建 南三陸で完成祝い式典

 水産加工・観光業の阿部長商店(気仙沼市)が南三陸町志津川に建設していた冠婚葬祭会場「南三陸プラザ」が完成し6日、オープニングセレモニーが現地で開かれた。
 関係者ら約50人が出席。阿部泰浩社長は「生まれ変わった施設が、今までのように町民が集う場として満足いただけるよう尽力したい」とあいさつ。関係者がテープカットでオープンを祝った。
 南三陸プラザは東日本大震災で被災した「高野会館」に代わり建設。場所は志津川市街地にあった高野会館から北東約2キロの高台に移した。鉄骨3階で延べ床面積1820平方メートル。
 建設費6億5000万円のうち約6割にグループ化補助金を活用した。最大250人を収容するホールのほか三つのホール、レストランがある。
 4階あった高野会館は屋上まで津波が押し寄せたが、利用客ら約330人はエレベーター室などに避難し助かった。同会館は震災遺構として保存を検討する動きもある。