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2014年1月9日 三陸新報

頑張る企業に阿部長商店 経産省

 経済産業省の「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に気仙沼市の阿部長商店(阿部泰浩社長)、「がんばる商店街30選」に南三陸町の南三陸さんさん商店街(及川善祐組合長)がそれぞれ選ばれた。さんさん商店街は被災地の仮設商店街で唯一の選出となった。
 選定された事業者らの社会的認知度や労働者のモチベーション向上などを目的に、革新的な製品開発やサービス創造、地域貢献・地域経済の活性化などで活躍する中小企業、小規模事業者、商店街を選んでいる。
 中小企業基盤整備機構や日本商工会議所などからの推薦、大学関係者らの審査を経て国の中小企業政策審議会中小企業経営支援分科会で決めた。対象になる「中小企業・小規模事業者」は全国で約400万社、商店街は約1万2千あるという。
 県内で「がんばる中小企業・小規模事業者」に選出されたのは7社。阿部長商店は業界に先駆けて、食品製造の国際基準HACCPを導入するなどして水産加工品の海外販路を開拓。ホテル経営など観光業にも進出し、6次産業化の先駆けともいえる事業運営で地域の雇用、交流人口の増加などに貢献していることが評価された。
 阿部社長は「従業員一人一人の努力が報われた。震災から時間がたち、注目度が減ってきているので、今後も魅力ある地域であることを発信していきたい」と話している。
(以下略)