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2016年6月14日 水産経済新聞

SANRIKUブランド輸出PT 海外需要拡大へ始動
東南アジア5か国に訪問営業

 青森、岩手、宮城3県の水産食品製造関連企業が結成した「SANRIKUブランド水産物輸出プロジェクトチーム」(PT、会長・阿部泰浩阿部長商店社長)は、今月から来月にかけてフィリピン、タイ国、インドネシア、マレーシア、シンガポールを訪問、三陸水産物の海外市場での需要拡大と輸出振興を目指し、営業活動を開始する。

同PTの第1回訪問計画に参加するのは、阿部会長のほか、青森、宮城などの水産企業幹部や事務局の流通研究所の担当者ら7人。2か国・6社を20日から22日まで訪れ、フィリピンで量販店やジャパニーズレストランを回り、店舗幹部と面談。タイ国では量販店などの幹部と商談し、各店の水産食品販売コーナーを中心に見学する。
 第2回訪問計画では、阿部会長のほか岩手、宮城の水産企業幹部、流通研究所担当者ら8人が参加。7月4日から7日まで、残る3か国の代表的なスーパーなど3社で三陸の水産物を売り込む。店舗も視察する。
 いずれの国でも日本から持ち込むサンプルを提示して商談を行い、東南アジア諸国の市場拡大と定着化に向けた販売促進活動の第1弾をスタートさせることになる。
 PTは今年、このほかに恒常的な海外市場への商品流通の仕組みづくりに向け、三陸水産物および水産加工品の統一ブランドの確立と重点販売品目の選定、海外のバイヤーを招いてのPRに取り組む計画だ。さらに、チーム各社の製品を海外の和食店の食材として使ってもらうことや各国のスーパー店頭などでの試食会の開催、秋をめどに「SANRIKUブランド水産物」の第1便の輸出、海外量販店での「SANRIKUブランドフェア」の開催も視野に入れた活動を展開していく。