350年の伝統に触れる、カツオのまち・気仙沼へ

当社が本拠地を置く宮城県気仙沼市は、日本有数の水産都市として知られ、特にカツオ漁においては生鮮水揚げ数量の28年連続日本一の実績を誇ります。
「溜め釣り漁(一本釣り漁)」によるカツオ漁は、江戸時代の延宝3年(1675年)に紀州の漁師から気仙沼へ伝来し、今年2025年で350周年という節目の年を迎えました。これまでの長い年月の中で、漁業者のたゆまぬ努力と地域全体の支えによって受け継がれてきた伝統漁法は、気仙沼の文化と食を語るうえで欠かせない存在となっています。
この350周年を記念して、気仙沼市内の各施設では、気仙沼港に水揚げされたカツオを使用した特製メニューの提供や、カツオにまつわる豆知識や歴史を楽しみながら学べるプログラムなど様々な企画が催されます。当社運営のホテル・飲食店においても、気仙沼船籍「亀洋丸」の一本釣りかつおを贅沢に使用したメニューを提供しており、ここでしか味わえない逸品をご堪能いただけます。
【気仙沼かつお旅】→ https://kesennuma-kanko.jp/katsuo/
【亀洋丸かつおお取り寄せ】→https://abecho.co.jp/ksm-katsuo-350th.html
この取り組みは、単なる観光イベントにとどまらず、気仙沼の地域資源である「カツオ文化」を再発見し、次世代へと継承していくことを目的とされています。観光で訪れた方にとっては、食べることはもちろん、学び・体験することで、より深く地域の魅力に触れることができます。そして地元の皆さまにとっても、改めて自分たちの誇る伝統に目を向ける機会になるはずです。
350年という長きにわたって気仙沼の海と共に生きてきたカツオ漁の歴史。その節目を祝う今年、ぜひ気仙沼に足を運び、新鮮なカツオの味わいとともに、その奥深い文化や物語を体感してみてはいかがでしょうか。港町ならではの活気ある風景、漁師たちの情熱、そして受け継がれてきた知恵と技術に、きっと心を打たれることでしょう。
皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。