MSC「海のエコラベル」とMSC認証とは

MSC「海のエコラベル」は、水産資源と環境に配慮し適切に管理された漁業で獲られた水産物である証です。

MSC認証は、水産資源や環境に配慮した持続可能な漁業に関する認証制度です。漁業に対する「MSC漁業認証」と、水産物の水揚げ以降のサプライチェーンに対する「MSC CoC認証」の2つがあります。

MSC CoC認証とは、MSC漁業認証を取得した漁業で獲られた水産物が、加工や流通の過程で認証されていない水産物と混ざることなく、消費者に届くことを目的とした認証です。 当社はCoC認証を取得している事業者のグループに加わり、サステナブル・シーフードの取り扱い現場数の範囲拡大を目指しています。

現在、世界では天然の水産資源を対象とする400を超える漁業がMSC漁業認証を取得しています。 尚、認証を取得するためには、MSC漁業認証規格の3つの原則からなる要求事項を満たさなければなりません。

MSC漁業認証を取得した持続可能な漁業で獲られた水産物が、加工や流通の過程でMSC CoC認証を取得した事業者を経ることで、MSC「海のエコラベル」を付けることができます。

人と海の未来をつくる一歩としてABECHOグループではサステナブル(持続可能な)・シーフードを推進してまいります

これまで水産資源は、海の恵みとして現在へ受けつがれてきました。しかし、限度を超えて獲り続けてしまうと、その恵みは失われてしまいます。

将来にわたってその恵みを受けられる、と過信せず、獲りすぎずに必要な分だけ計画的に管理していくこと。それは海と共存する人として意識していかなければならない課題です。

海を守り、その恵みを未来につなげていく。そうした考えのもと、ABECHOグループではサステナブル(持続可能な)・シーフードを推進します。その取り組みとして、「MSC」の認証商品を取り扱っています。

なぜ今、サステナブル・シーフードを選ぶのか?

数年後も今と変わらず水産物が美味しく食べられるように、一人ひとりが行動を起こさなければなりません。
サステナブルな水産漁業が行われ、消費においてもサステナブルな商品が積極的に選ばれる傾向が拡大していくことが重要です。

私たちにもできること それは“サステナブル・シーフード”を選ぶこと

私たち誰もができることがあります。それは市場や鮮魚店、スーパーなどで買い物をしたり、レストランで食事をしたりするときには、MSC「海のエコラベル」が付いたサステナブル・シーフードを選ぶことです。サステナブル・シーフードを求める声が高くなるほど、持続可能ではない漁獲慣行が減っていくはずです。
MSCのビジョンである「世界の海が生命にあふれ、現在そして将来の世代にわたり水産物の供給が守られること」を目指して、私たちは「MSC CoC認証」を取得している事業者のグループに加わり、この取り組みの範囲を事業の中で拡大していきます。

※一部MSCジャパンウェブサイトのMSC「海のエコラベル」とはより引用