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「第20回企業フィランソロピー大賞」贈呈式

このたび、当社が過去の災害から学んだ教訓を次世代に継承するため取り組んできた活動 “ KATARIBEカルチャーの創成 ”が評価され、「第20回 企業フィランソロピー大賞」において、企業フィランソロピー賞「つなぐ被災地、語り部文化賞」を受賞しました。

2011年3月11日の東日本大震災時に自ら被災した経験を通じて始めた「KATARIBEプロジェクト」。

今回の受賞では、被災経験をもとにいのちの重みを語り、伝え続ける語り部文化の伝承が、いのちを守る覚悟を共有する活動であるものとして高く評価されました。

「企業フィランソロピー大賞」は、自社の経営資源(人材・ノウハウ・技術・情報など)を有機的・持続的に活用し、企業が行う社会課題の解決や社会の健全な発展に寄与する活動に対し顕彰するものです。公益社団法人日本フィランソロピー協会が主催し、2003年の創設以来、毎年開催されており今回が20回目となります。

▼第20回企業フィランソロピー大賞
https://www.philanthropy.or.jp/award/20/

2023年3月3日には東京都千代田区の学士会館で贈呈式が開催されました。

▼贈呈式の様子

当社の南三陸ホテル観洋は、2011年3月11日の東日本大震災時に自ら被災しながら約600名の避難者を受け入れました。

多目的ホールの高野会館(南三陸)、創業者の自宅である旧阿部家住宅「命のらせん階段」(気仙沼)は、語り部活動や防災研修の学びの場となるよう震災遺構として保存しています。

さらに、学びを南三陸に留めることなく、「全国被災地語り部シンポジウム in 東北」を開催するなど、国内はもとより、海外へも発信し続けています。

災害時の備えの大切さを知っていただき、共助などの精神を次世代に伝えられるよう続けてきた伝承活動が、受賞という形で評価いただけたことを大変光栄に思います。

震災経験の風化防止だけでなく、命を守ることの大切さを共有する貴重な学びとなるよう、今回の受賞を励みに、今後も積極的にKATARIBE活動を推進していきます。

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